ダイエット
「痩せたい」とご相談をいただいたとき、私が最初にお伝えすることは決まっています。
ダイエットは、食事が9割です。
パーソナルジムのトレーナーがこう言うと、意外に思われるかもしれません。ですが、これは10年間・累計1,000名以上の方を担当してきて、動かしようがなかった結論です。
この記事では、D/LIGHT が実際にダイエット目的のお客様に何を指導しているのかを、順番どおりに書いていきます。
体重が減るか増えるかは、突きつめると「入ってくるエネルギー」と「出ていくエネルギー」の差で決まります。問題は、この二つがまったく同じ重さで戦っていないことです。
たとえば菓子パン。ひとつで400kcalということは、普通にあります。
この400kcalを運動で取り返そうとすると、ウォーキングでおよそ1時間半です。食べるのは5分、消すのは1時間半。この差は、努力では埋まりません。
逆に言えば、その菓子パンを別のものに置き換えるだけで、1時間半歩いたのと同じ意味を持ちます。週1回・60分のトレーニングで消費できる量は、1週間分の食事の前ではとても小さい。これが現実です。
だから、食事に手をつけずに運動だけを増やしても、体重の針はほとんど動きません。動かないから続かない。続かないから、また別の方法を探す。この繰り返しに入ってしまった方を、私は何人も見てきました。
体験にお越しいただいたとき、いきなり身体を動かすことはしません。まず伺うのは、普段何を食べているかです。
ここで大事にしているのは、否定しないことです。「それはダメです」と言われた瞬間、人は本当のことを話さなくなります。正確な現状がわからなければ、正確な提案はできません。
ですから私は、良い悪いの判定をせずに、ただ事実を並べていきます。並べてみると、多くの場合ご本人が先に気づかれます。「言われてみれば、夜が遅いですね」と。
ここが一番のポイントです。全部は変えません。
10個の改善点が見つかっても、お伝えするのは3つまでにしています。人が同時に変えられる習慣の数には限りがあるからです。10個渡された人は、3日で全部やめます。3つ渡された人は、3ヶ月続きます。
肉・魚・卵・大豆製品・乳製品。どれでも構いません。「毎食、手のひら1枚分」を目安にお伝えしています。
減量中にたんぱく質が足りないと、落ちてほしくない筋肉から先に減っていきます。すると同じ体重でも締まって見えなくなり、代謝も落ちて戻りやすい身体になる。体重は落ちたのに、なんだかたるんで見える——この状態は、たいていここが原因です。
食事の量を減らす指導は、基本的にしません。空腹は意志の力で乗り切るものではなく、遅かれ早かれ負けるものだからです。
代わりに、中身を入れ替えていただきます。
お腹は同じだけ満たしながら、中身だけを変える。これなら我慢がいりません。我慢がいらないものは、続きます。
「夜遅くに食べると太る」という言い方をよく聞きますが、正確には、遅い時間に食べた分だけ翌朝お腹が空かず、朝食を抜き、昼にまとめて食べる——この崩れ方が問題です。
仕事の都合で夕食が遅くなる方には、夕方に軽く一度入れていただき、帰宅後は主菜と汁物だけにする、という分け方をご提案しています。生活を変えるのではなく、生活に合わせて組み替えるだけです。
食事が9割なら、運動は1割です。ではやらなくていいのかというと、まったく逆です。
この1割は、9割の成果を守るためにあります。
食事だけで体重を落としていくと、脂肪と一緒に筋肉も減ります。筋肉が減った身体は、以前と同じ量を食べただけで戻ります。いわゆるリバウンドです。
トレーニングは、体重を落とすためではなく、落ちた体重を維持できる身体を残すために行います。目的が違うのです。
ここで D/LIGHT のもう一つの柱が出てきます。運動を始めていただく前に、まず身体を整えます。
長くデスクワークをされてきた方の多くは、股関節や背中が固まっています。その状態でスクワットをすると、脚ではなく腰で支えてしまう。動きとしては同じに見えても、狙った筋肉は使われず、代わりに腰が痛くなる。
これでは「効かない上に痛める」だけです。だから先に、動ける状態に戻します。整えるのは丁寧さの問題ではなく、効率の問題です。
D/LIGHT では、ストレッチとトレーニングの比率を1回ごとに調整しています。疲れが強い日はストレッチを厚く、動ける日はトレーニングを厚く。決まったメニューを毎回こなしていただくことはありません。
限られた時間で結果を出すために、大きな筋肉から順に使います。
回数や重さよりも、フォームの質を優先します。同じ10回でも、狙った場所に入っている10回と、入っていない10回では、まったく別のものです。
1ヶ月で体重 −9kg、体脂肪 −4% という結果が出た方がいらっしゃいます。
このとき行ったのは、食事を極端に削ることではありませんでした。まず身体を整えて「動ける状態」をつくり、そのうえで食事を組み替える。無理なく続けられる設計にしたからこそ、1ヶ月という期間で変化につながっています。
順調に落ちていた体重が、あるところで止まります。これは失敗ではなく、必ず来るものです。
ここで多くの方が、さらに食事を減らそうとされます。ですが、そこでもう一段削ると、身体は省エネモードに入り、かえって落ちにくくなります。
私たちが確認するのは、体重以外の変化です。服のサイズ、姿勢、階段の上りやすさ、睡眠の質。体重計に乗らない日をつくっていただくこともあります。数字だけを見ていると、進んでいるのに止まって見えてしまうからです。
もちろんです。運動が初めての方や久しぶりの方も大歓迎です。体力測定から始めて、その日の体調に合わせた無理のないメニューをご提案します。
目的や個人差はありますが、5回以内には「体が軽くなった」「階段の上り下りが楽になった」といった変化を実感される方が多いです。見た目に明らかな変化が現れるのは、一般的に2〜3ヶ月後が目安です。まずは週1回、3ヶ月間の継続をおすすめしています。
ありません。基本的に入会金とコース料金以外にかかる費用はございません。無理な勧誘も一切いたしません。
必須ではありません。セッションのときに一緒に振り返るだけでも十分です。
そのうえで、別オプションとして「LINE食事指導」(1ヶ月 29,800円・税込)もご用意しています。日々の食事をLINEでお送りいただき、その都度こちらからお返しするかたちです。
本気で身体を変えたい方には、こちらをおすすめしています。週1回のセッションだけでは、残りの6日間が見えません。毎日見ている人がいるという状態は、それだけで続き方が変わります。
ダイエットは食事が9割。だから私たちは、食事の話から始めます。
そして残りの1割で、落とした体重を維持できる身体を残します。そのためには、鍛える前に整える必要があります。この順番だけは、崩しません。
体験トレーニング(80分 3,300円・税込)では、まずカウンセリングと姿勢チェックを行い、いまの食事と身体の状態を一緒に整理します。何を食べるべきかは、その方の生活を聞いてからでないと決められません。
「何から始めればいいかわからない」という方こそ、お気軽にご相談ください。
ご予約・ご相談は、予約サイトまたは公式LINEから。
「何から始めればいいかわからない」という方こそ、お気軽にご相談ください。