コンディショニング
「1日どれくらい水を飲んでいますか」
カウンセリングで必ず伺う質問です。そして、はっきり答えられる方はほとんどいません。
食事の内容は覚えていても、水のことは意識の外にある。それくらい、水は軽く扱われています。
成人の身体は、およそ6割が水分です。筋肉に至っては、その大部分が水でできています。
つまり「身体をつくる」という話をするとき、材料の大半は水だということです。たんぱく質の話をする前に、まずここが足りているかを見ます。
水分が不足すると、身体はまず血液を守ろうとします。優先順位が高いからです。そのしわ寄せは、筋肉や関節まわりにいきます。
ストレッチをしても伸びが悪い日、身体が妙に重い日。前日の水分量を伺うと、極端に少ないことがよくあります。
のどの渇きは、すでに身体の水分が減りはじめてから出るサインです。渇きを感じてから飲むという飲み方だと、常に少し足りない状態で1日を過ごすことになります。
だから、渇く前に飲む。これだけで身体の感覚は変わります。
目安としてお伝えしているのは最低でも1日1.5〜2リットルです。
最近の研究だと、体重1kgあたり30〜35mlが必要と言われています。体重60kgの方なら1.8〜2.1リットル、70kgの方なら2.1〜2.45リットルということになります。
体格によって必要量は変わります。ご自身の体重から計算してみてください。
ただし、大事なのは総量よりも分け方です。
一度に大量に飲んでも、身体は使いきれません。余った分はそのまま出ていきます。コップ1杯を、こまめに。これが基本です。
まったく数えないわけではありませんが、「水」として数えないでくださいとお伝えしています。カフェインには利尿作用があるためです。
コーヒーを飲む日ほど、水も別に飲む。それくらいの感覚で十分です。
体重を落としたい方が、水を控えることがあります。飲んだ分だけ体重計の数字が増えるからです。
ですが、それで減っているのは脂肪ではなく水分です。翌日に戻ります。そして水が足りない身体は代謝が落ち、かえって減りにくくなります。
体重計の数字は、水分量で1〜2kg簡単に動きます。その日の数字ではなく、数日の流れで見てください。
当ジムではお水を無料でご用意しています。手ぶらで来ていただけるように、というのが表向きの理由です。
ですがもう一つ、セッション中に必ず飲んでいただきたいという理由があります。
水分が足りない状態では、パフォーマンスが落ちます。
筋肉は伸びにくい。トレーニングをしても、力が出にくい。同じ80分でも、質が変わります。
整えることも鍛えることも、身体に材料が足りていてはじめて効きます。
いきなり2リットルを目指す必要はありません。いま飲んでいる量に、コップ1杯足す。それだけで身体の反応は変わります。
体験トレーニング(80分 3,300円・税込)では、カウンセリングで生活のリズムを伺い、その方に合った飲み方をご提案します。水は、いちばん簡単で、いちばん見落とされている一手です。
ご予約・ご相談は、予約サイトまたは公式LINEから。
「何から始めればいいかわからない」という方こそ、お気軽にご相談ください。